PNPとNPNの違いとは?初心者でも分かる配線とCOMの考え方
PNPとNPNの違いについて
※この記事は初心者に向けて書いています。
トランジスタとは?
トランジスタとは、電気の流れをON/OFFするための電子部品です。
スイッチのような役割を持ち、センサーやPLCの入出力回路で使われています。
PNPやNPNは、そのトランジスタの「出力のしかた」の違いを表しています。
PNPとNPNの違いは一言でいうと
PLCから見たときのCOM(共通線)が違うという点です。
- NPN:+COM
- PNP:−COM(0V)
NPNとPNPの違いイメージ(簡略)
NPNとは
ONすると、信号線を0V側へ落とす出力方式です。
自分から+電圧は出さず、0Vへの通り道を作るイメージになります。
PNPとは
ONすると、信号線に+24Vを渡す出力方式です。
自分から+電圧を出し、相手は0Vにつながっていれば動作します。
PLCでよく出てくる言葉との関係
センサーとPLC入力方式の関係は次のとおりです。
| センサー | PLC入力方式 |
|---|---|
| NPN | シンク入力 |
| PNP | ソース入力 |
※ NPNとPNPを混ぜると正常に動作しないので注意が必要です。
覚え方
一番おすすめの覚え方はこちらです。
- NPN → N → Negative(マイナス)
- PNP → P → Positive(プラス)
これだけ覚えておくだけでも、配線ミスはかなり減ります。
なぜ2種類あるの?
日本では昔からNPN方式が多く使われてきました。
しかし最近は、安全面や海外規格への対応から、PNP方式が主流になりつつあります。
どっちを使えばいい?
お客様の仕様書が絶対です。
仕様書がない場合は、すでに導入されているPLCや機器の仕様に合わせるのがベターです。
まとめ
- NPNとPNPの違いは出力のしかたの違い
- NPNはONで0Vを出す
- PNPはONで+24Vを出す
- NPNとPNPを混在させると動かない
- 迷ったら仕様書を確認する