IP保護等級(IPコード)一覧表【JIS C 0920対応】

JIS C 0920(IEC 60529)に基づくIP保護等級の各数字の意味と試験内容、よく使われるIPコードの用途をまとめました。機器・制御盤の選定時の早見表として活用してください。

第1特性数字(固形異物・接触に対する保護)

IPコードの最初の数字は、固形異物および人体の接触に対する保護レベルを示します。

数字 保護の内容 試験内容
0保護なし
1直径50mm以上の固形異物球(Φ50mm)が侵入しないこと
2直径12.5mm以上の固形異物球(Φ12.5mm)が侵入しないこと
3直径2.5mm以上の固形異物球(Φ2.5mm)が侵入しないこと
4直径1.0mm以上の固形異物球(Φ1.0mm)が侵入しないこと
5粉塵(防塵形)危険な量の粉塵が侵入しないこと
6粉塵(耐塵形)粉塵が全く侵入しないこと

第2特性数字(水の侵入に対する保護)

IPコードの2番目の数字は、水の侵入に対する保護レベルを示します。数字が大きいほど厳しい条件に対応します。

数字 保護の内容 試験内容
0保護なし
1鉛直落下する水滴(防滴I形)10分間の滴下試験
215°傾斜した状態の落下水滴(防滴II形)傾け4方向×10分
360°以内の散水(防雨形)10分間の散水試験
4あらゆる方向からの飛沫(防沫形)10分間の飛沫試験
5あらゆる方向からの噴流(防噴流形)15分間の噴流試験
6甲板上の条件・激しい噴流(耐水形)3分間の激しい噴流
7一時的な水中浸漬(防浸形)水深1m・30分
8継続的な水中使用(水中形)メーカー・ユーザー間で規定

よく使われるIPコードと用途

制御盤・現場機器の選定でよく参照するIPコードと代表的な用途例をまとめました。

IPコード 用途例
IP20屋内制御盤(開放型)・電気室内機器
IP22屋内機器(上方からの滴下がある場所)
IP44屋外・雨露がかかる場所
IP54工場内・粉塵や飛沫がある環境
IP55食品工場・洗浄がある環境
IP65屋外設置・防塵防噴流(ジェット水以外)
IP66強い噴流がかかる場所
IP67一時的に水没する場所(屋外・水処理施設)
IP68水中継続使用(潜水機器・水中センサー)