サーキットプロテクタの選び方

※この記事は初心者に向けて書いています。

サーキットプロテクタとは?

よく制御盤内で見かけることが多いかと思います。
役割は一つだけ。
「電流が流れすぎたら、その回路だけを止める」ことです。

細かい仕組みについては別記事で解説しています。

選び方のポイント

初心者が見る重要ポイントは3つあります。

① 2P、3Pで考える

「何本の線を同時に切るか」で選びます。

2P(2極)

  • 2本の電線をまとめて止める
  • 単相回路
  • DC24V回路

重要:制御回路でよく使われます。

3P(3極)

  • 3本の電線をまとめて止める
  • 三相モータなど

※モータなどの動力回路で使用されている盤もありますが、
本来は漏電遮断器などで設計する方が好ましいです。

② 選定電流値

負荷側の電流が3Aとします。
その場合は5A程度を選定すると安心です。

重要:安全率を考慮しましょう。
一般的に安全率は×1.25で計算されます。

例:
3A(負荷電流)×1.25(安全率)=3.75A

③ 規定電圧

使用する機器のカタログには、
AC〇〇級 / DC〇〇級
といった最大適用電圧が記載されています。

必ずこの数値以下の電圧で使用してください。

まとめ

サーキットプロテクタの選び方は、
難しい計算よりも考え方が大切です。

  • まず2Pか3Pか → 何本の線を同時に止めたいか
  • 次に電流値は少し大きめ → 負荷電流 × 安全率
  • 最後に規定電圧を超えていないか確認

「電流が流れすぎたら、その回路だけを止める」
この役割をイメージできていれば、選定で大きく失敗することはありません。

次に読みたい記事

  • サーキットプロテクタで1Pを使用する場面とは?
  • サーキットプロテクタと漏電遮断器・配線用遮断器との違いは?