ボックス内の結線がぐちゃぐちゃ?蓋を閉めるコツと断線を防ぐ「現場の知恵」

「あ…これ、蓋が閉まらないかも」

現場に入りたての頃、ジョイントボックスの前で冷や汗をかいたこと、僕にもあります。
電線がパンパンで、コネクタが色んな方向を向いていて、どう見ても収まらない。

最後は無理やり蓋を押し込んで、ネジを「ギュギュッ」と締め込んで…。「ふぅ、とりあえず閉まったから大丈夫かな!」なんて思っていませんか?

実は、それめっちゃ危ないんです。

僕も恥ずかしながら、新人の頃に大失敗したことがあります。
無理やり蓋を閉めたときに、ボックスの縁で電線を思いっきり挟んじゃって、そのまま断線させてしまったんです。

通電する前に気づけたから良かったものの、もしそのまま電気が流れていたら…と思うと今でも怖くなります。
この記事では、僕の失敗談をベースに、ボックス内がぐちゃぐちゃになる原因と、僕が先輩から教わった「丁寧な仕事」の大切さについてシェアしますね!


第1章:なぜ僕たちの結線は汚くなっちゃうのか?

一生懸命やってるはずなのに、なぜかお弁当箱のパズルに失敗したみたいになっちゃう。
僕が分析して気づいた理由は、だいたいこの3つです。

1. 「短くなるのが怖くて」電線が長すぎる

最初は「もし届かなかったらどうしよう」と思って、つい長めに残しちゃいますよね。
でも、長すぎるとボックスの中で線同士がケンカして、居場所がなくなっちゃうんです。

2. 「着地点」をイメージできていない

結線したあと、電線をどう曲げてボックスの底に沈めるか。
このイメージがないままジョイントを始めると、最後にコネクタ同士がぶつかって、蓋を押し返してくることになります。

3. 「曲げ」が甘くて反発してる

電線って意外と弾力がありますよね。
根元からしっかり「ギュッ」と曲げて形を作ってあげないと、バラバラに広がって蓋を閉める邪魔をしてくるんです。


第2章:丁寧な仕事が「次の仕事」を連れてくる

現場に入って感じたのは、先輩たちはみんな「最初は早くなくていいから、丁寧にやれ」って言ってくれることです。

「早さ」より「丁寧さ」を優先したい理由

現場だとつい焦っちゃいますけど、「早くて汚い仕事」より「ゆっくりでも綺麗な仕事」の方が、圧倒的に信頼されるんだなと気づきました。

というのも、大雑把な仕事をすると「他の見えないところも適当にやってるんじゃないか?」って思われちゃうんですよね。
僕たち20代は、まだ技術ではベテランに勝てないけれど、「誰よりも丁寧に、誠実に作業する」ことなら今すぐできます。
その姿勢が、元請けさんからの信頼に繋がって、「次もジェミー君にお願いしよう」って言ってもらえる一番の近道なんだと思います!

綺麗にまとめる「インシュロック」のコツ

ボックス内をインシュロック(結束バンド)でまとめると、見た目が一気にプロっぽくなります。
でも、ここで一つだけ注意ポイントが。

「インシュロックは使いすぎないこと!」

僕も「綺麗に見せたい!」と思ってガチガチに巻いたことがありますが、後から改修に来た人がそれを見たら、切るのが大変で困らせちゃうんですよね。
「今の見た目」だけじゃなく、「未来の作業のしやすさ」も考える。そんなちょっとした気遣いができるようになると、現場でも「おっ、わかってるね」って思ってもらえるはずです!


第3章:mugifa流「お弁当箱パズルの法則」スッキリ収める3STEP

「どうすればそんなに綺麗に収まるの?」と聞かれる僕が意識している、3つのステップを紹介します。

STEP1:長さは「対角線」が合言葉

電線を切るとき、僕は「入線口からボックスの対角線上の角まで届く長さ」を意識しています。
なぜかというと、あとからボックス内の機器が少し移動することになっても、柔軟に対応できるようにするためです。

STEP2:被覆を剥く「タイミング」にこだわる

入線してすぐ被覆を剥いちゃうのはNGです。
僕は、配線ダクトに入る直前か、ダクトがない場合でも10cmくらいは被覆を残すようにしています。

これ、実は「あと数センチ足りない!」という大ピンチの時のための「引き戻し余力」なんです。
もちろん配線ルートをしっかり作るのが大前提ですが、この数センチの余裕が自分を救ってくれることがありますよ!

STEP3:根元の「逃げ」と向きを揃える

ジョイントする前に、電線の根元をボックスの四隅に沿わせるように「ギュッ」と曲げて、中心にスペースを作ります。
結線したリングスリーブやコネクタは、同じ方向に寝かせてあげるのがコツ。
バラバラの方向を向いていると、それだけでお弁当箱の蓋が閉まらなくなっちゃいますからね。


まとめ:丁寧な仕事が「自分」を守ってくれる

いかがでしたか?
ボックス内の結線は、蓋をしてしまえば誰にも見えません。
でも、その見えない場所にこそ、僕たち電気工事士の「誠実さ」が出ると思っています。

そうやって丁寧に仕上げたボックスの蓋が「スッ」と閉まる瞬間は、最高に気持ちいいですよ!

大雑把な仕事をせず、一つひとつを大切に終わらせる。その積み重ねが信頼に繋がり、自分自身を守ることにもなります。
僕もまだまだ勉強中ですが、一緒に「丁寧でカッコいい電工」を目指して頑張りましょう!