はじめに
GX Works3を使ってラダープログラムを作っていると、セルにマウスを合わせたときに表示される「黄色い点」が気になったことはありませんか?
今回は、GX Works3で黄色点を消す方法について、図解つきでわかりやすく解説します。
黄色点ってなに?
デフォルト設定では、マウスカーソルをセルに合わせると、黄色い点が表示されます。
この点をドラッグすると、回路線を自由に編集できます。
でも正直、「勝手に線が動いて困る…」という方も多いのではないでしょうか。
黄色点の正体
黄色い点の機能には以下のようなものがあります:
- 罫線の接続点をドラッグして線の形状を編集
- カーソル左下のプルダウンから回路記号の切り替え
便利といえば便利?ですが、誤操作を防ぎたいときは非表示にしておくのが安心です。
黄色点を消す方法
以下の手順で、黄色点を非表示にすることができます。
- [ツール] メニューから [オプション] を選択
- [プログラムエディタ] → [回路図] → [編集時の動作] を開く
- 「マウスによる回路編集を有効にする」を「いいえ」に設定
これで黄色点は表示されなくなります。
まとめ
黄色い点は、回路編集をサポートするための便利な機能ですが、人によっては操作の邪魔になることもあります。
気になる方は、今回紹介した手順で無効にしてみてください。
それにしても、なぜこの機能がデフォルトで「はい」なのか…。開発者のこだわりでしょうか?
以上、GX Works3で黄色点を非表示にする方法のご紹介でした。
あわせて読みたい
ちなみに、GX Works3やGOTを使って遊び心のあるプロジェクトにも挑戦しています。
PLCとタッチパネルでオセロゲームを作ってみた記事シリーズでは、シミュレーション機能を使ってゲーム制作にチャレンジしています。
「制御=堅い」だけじゃない!
興味のある方はぜひ下記の記事もご覧ください。
PLC×GOTでオセロ制作にチャレンジしてみた【第1回】
PLC×GOTでオセロ制作にチャレンジしてみた【第2回】
PLC×GOTでオセロ制作にチャレンジしてみた【第3回】
PLC×GOTでオセロ制作にチャレンジしてみた【第4回】
技術を遊びに活かすヒントになるかもしれませんよ!