第二種電気工事士の年間スケジュール:出願から合格発表まで何をするか
はじめに
「いつ申し込めばいいの?」「学科に合格してから技能まで何ヶ月ある?」——第二種電気工事士を初めて受ける人が最初に戸惑うのが、この試験スケジュールの把握です。
第二種電気工事士は年2回(上期・下期)の受験機会があり、出願から合格発表まで数ヶ月かかります。全体の流れを知っておくと、勉強の開始時期や有給の取り方も計画しやすくなります。
※ 試験日程・出願期間は毎年変わります。この記事の情報は目安です。受験を決めたら必ず一般財団法人 電気技術者試験センター(公式)で最新の日程を確認してください。
上期・下期の2回チャンスがある
第二種電気工事士の試験は、1年に上期と下期の2回実施されます。どちらも「学科試験 → 技能試験」の流れで、学科に合格した人だけが技能試験に進めます。
また、学科試験には合格後2年間の免除制度があります。つまり上期の学科に合格して技能を落とした場合、次の下期・さらに翌年の上期まで学科を受けずに技能だけ受験できます。
上期の大まかな流れ
上期の試験は春〜夏にかけて行われます。おおよその目安は以下の通りです(年度によって変わります)。
- 1〜2月頃:出願受付開始。インターネットまたは書面で申し込む
- 5月頃:学科試験(筆記またはCBT方式)
- 6月頃:学科試験の合格発表
- 7月頃:技能試験
- 8月頃:技能試験の合格発表・免状申請へ
CBT方式(コンピュータ試験)を選択すると、学科試験の受験期間が数週間単位で設けられ、好きな日時・会場を選べます。ペーパー試験と出題内容は同じです。
下期の大まかな流れ
下期の試験は秋〜冬にかけて行われます。
- 8月頃:出願受付開始
- 10月頃:学科試験(CBT方式も選択可)
- 11月頃:学科試験の合格発表
- 12月頃:技能試験
- 翌1月頃:技能試験の合格発表・免状申請へ
上期と下期で比べると、下期は年末に技能試験が重なるため、仕事が繁忙な人は注意が必要です。自分の業務繁忙期と照らし合わせてどちらの期を受けるか決めると、勉強時間を確保しやすくなります。
出願から逆算して勉強スタートを決める
「いつから勉強を始めればいいか」は、受験する期の学科試験日から逆算するのが確実です。
- 3ヶ月前から始めると、週5〜7時間ペースで学科に対応できる
- 6ヶ月前から始めると、週3〜4時間のゆとりあるペースで学科+技能の準備ができる
具体的なスケジュールの組み方は、こちらの記事にまとめています。
免状申請を忘れない
技能試験に合格しても、免状の申請をしなければ資格は取得できません。申請先は各都道府県の担当窓口で、合格通知に手続きの案内が同封されています。
申請に必要なものは年度・都道府県によって異なりますが、一般的には証明写真・住民票・合格通知・申請手数料が必要です。合格発表後に案内をよく確認して、期限内に手続きします。
まとめ
- 第二種電気工事士は年2回(上期・下期)受験できる
- 学科合格には2年間の免除があるので、技能を落としても次期に持ち越せる
- 出願から合格発表まで約4〜5ヶ月かかる
- 試験日から逆算して3〜6ヶ月前には勉強を開始するのが目安
- 合格後の免状申請も忘れずに
※ 日程は毎年変わります。受験前に必ず公式サイトで確認してください。
