第二種電気工事士の学科試験とは?出題分野・合格の目安・試験時間を整理【現場目線】
この記事は、第二種電気工事士の「学科試験」がどんな試験かを、これから受験する方・現場から資格を取りにいく方が地図を頭に入れるための整理です。出題範囲の細目や年度ごとの日程・受験料などは必ず一般財団法人 電気技術者試験センター(以下「試験センター」)の公表する試験要項・受験案内で確認してください(本記事の数値は変更され得ます)。
公式の学科試験の要点は、試験センター「第二種電気工事士の学科試験のポイント」にまとまっています。第二種電気工事士の学科試験のポイント(試験センター)
学科試験と技能試験の関係
第二種電気工事士試験は、大きく学科試験と技能試験に分かれます。
- 学科試験……知識が問われる選択式(四肢択一)の試験です。
- 技能試験……手を動かす実技の試験です。原則として学科試験合格者(または学科免除者)が受験できます。
つまり多くの受験者は、先に学科を突破し、その後に技能を受ける流れになります。勉強をどちらから手を付けるかは、学科と技能、どちらから勉強すべき?現場出身向けの順番と落とし穴で整理しています。技能試験の練習用材料については、当サイトの技能試験対策セットの紹介記事も参考にしてください。
学科試験の受験方式:CBT方式と筆記方式
学科試験は、試験センターの説明によれば「筆記方式」か「CBT方式」のいずれかを選んで受験します(申込・手続きの詳細は要項に従ってください)。
- 筆記方式……問題用紙とマークシートに解答する方式です。
- CBT方式……指定会場のパソコン画面上で解答する方式です。受験申込完了後に、会場・日時の手続きが必要になる点に注意が必要です。
方式の違いは「解答の入れ方」であり、出題形式は四肢択一で同様という理解でよいです。操作感を知りたい方は、試験センターが案内するCBT体験版などを公式サイトから辿ってみてください。
試験時間・出題数・合格の目安
試験センター公表の「学科試験のポイント」では、次のように整理されています(変更される場合があるため、受験する年度の要項で必ず再確認してください)。
- 試験時間:120分
- 出題数:合計50問(うち一般問題が約30問、配線図問題が約20問という割合)
- 配点:1問2点(満点100点)
- 合格の目安:得点が60点以上で合格となる試験です(30問分以上正解のイメージ)。
「約30問/約20問」は目安の内訳であり、年度や出題方針で表れ方が変わり得ます。ここは暗記で固定せず、毎年の要項に追随するのが安全です。
学科試験の「7科目」と範囲の考え方
学科試験は、試験センターが示す次の7科目から出題されます(科目名は要項の表記に合わせています)。
- 電気に関する基礎理論
- 配電理論及び配線設計
- 電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
- 電気工事の施工方法
- 一般用電気工作物等の検査方法
- 配線図
- 一般用電気工作物等の保安に関する法令
各科目の細かい出題範囲は、試験要項の「出題範囲」および例題が起点になります。本サイトでは今後、現場の作業や既存記事(計算・材料・機器)とつながる単元から順に整理していきます。
現場の知識は学科でどこまで効く?
現場経験があると、材料の名前・器具の見た目・施工の流れはイメージしやすく、科目3・4あたりは取りこぼしにくいことがあります。一方で、法令の条文体系・配線図の読み取り・試験特有の言い回しは、現場だけでは足りないことが多いです。
当サイトの次の記事は、学科の計算や材料の基礎につながります。
まとめ
- 学科試験は四肢択一50問・120分が基本形(内訳・合格点は要項で確認)。
- 受験方式は筆記かCBTを選ぶ(手続きが異なる)。
- 出題の柱は7科目。細目は試験要項と例題が正。
- 技能試験は原則学科合格(または免除)の後。
試験概要の全体像は、試験センター「第二種電気工事士の試験概要」も併せて参照してください。第二種電気工事士の試験概要(試験センター)
参考文献・出典
本記事の整理の根拠は、主として一般財団法人 電気技術者試験センターが公表する次のページです(2026年時点で確認)。
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