第二種電気工事士の参考書・問題集の選び方:何を見て選ぶか
はじめに
参考書・問題集選びで迷う人は多いですが、選ぶポイントは実はシンプルです。「自分がどう使うか」に合っているかどうかです。この記事では選び方の基準を整理します。特定の商品を推奨するものではなく、選ぶときに見るべき観点を示します。
参考書(テキスト)を選ぶときに見ること
解説の詳しさと自分のレベルが合っているか
電気の知識がほぼゼロの場合、いきなり試験向けテキストを開いても用語でつまずきます。最初は「図が多い・言葉がやさしい」ものを選び、基礎が固まったら試験範囲に絞ったものに移行するのが効率的です。
現場経験がある場合は基礎よりも「試験用語の整理」に特化したものが合います。知っていることの確認に使うので、薄くてもポイントが整理されているものが使いやすいです。
図・イラストの量
電気回路や配線図は文字だけの説明より図があった方が理解しやすいです。特に配線方式・接続図・単線結線図を扱う項目は、図の質が理解のしやすさに直結します。書店で実際に該当ページを開いて確認するのが確実です。
法令・数値の更新年
法改正や試験要項の変更が反映されているか、奥付の発行年・改訂年を確認します。古い版を使うと、現行と異なる数値で覚えてしまうリスクがあります。
問題集を選ぶときに見ること
収録年数
直近5〜7年分が収録されているものが学科対策の標準です。収録年数が多いほど良いわけではなく、古すぎる問題は法改正後に変わっている部分があります。
解説の質
答えだけでなく「なぜその答えになるか」が書いてあるかを確認します。解説が薄い問題集は、間違えた問題の原因がわからないまま次に進んでしまいます。解説ページを数問分開いて確認するのがおすすめです。
分野別か年度別か
分野別に並んでいると苦手分野を集中的に練習しやすく、年度別に並んでいると本番形式の練習ができます。最初の周回は分野別、仕上げは年度別という使い分けをする人も多いです。
テキスト1冊+過去問集1冊が基本
複数のテキストを買い集めるより、1冊を繰り返す方が得点につながります。テキスト1冊で基礎を押さえ、過去問集1冊を回す構成が最もシンプルで続けやすいです。
独学か講座かで迷っている場合は、こちらも参考にしてください。
まとめ
- テキストは自分のレベルと図の量で選ぶ。発行年の新しいものを選ぶ
- 問題集は収録年数・解説の質・並び順を書店で確認してから選ぶ
- テキスト1冊+過去問集1冊を繰り返す構成が基本
