分電盤負荷計算ツール|回路電流から幹線サイズ・ブレーカ容量を自動計算

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分電盤の各回路に接続されたブレーカ容量(負荷電流)を入力し、需要率を掛けることで幹線に流れる想定電流を算出します。その結果から、幹線の推奨電線サイズと主幹ブレーカ容量の目安を確認できます。単相2線式・単相3線式に対応し、単相3線式では相(R相・T相・両相200V)を指定した計算も可能です。

📋 分電盤負荷計算ツール

回路一覧(最大20行)

回路名 ブレーカ容量(A)

この計算結果はあくまで参考値です。実際の設計は専門家にご確認ください。

分電盤の負荷計算の考え方

分電盤の負荷計算は、各分岐回路のブレーカ容量(または実際の負荷電流)を合計し、そこに需要率を掛けて幹線に流れる想定電流を求める、という流れで進めます。

求めた想定電流をもとに、その電流を安全に流せる幹線電線サイズと、幹線を保護するための主幹ブレーカ(主幹漏電ブレーカ)容量を選定します。

需要率とは、すべての回路が同時に最大負荷で使用されるわけではないことを考慮して、合計電流に掛ける係数です。住宅や店舗など用途によって目安が異なり、内線規程に用途別の参考値が示されています。本ツールの初期値は80%に設定していますが、実際の設計では対象建物の用途に応じた値を内線規程で確認してください。

単相3線式の相バランス

単相3線式の分電盤では、R相とT相に負荷をバランスよく振り分けることが重要です。片方の相に負荷が偏ると中性線に過大な電流が流れ、電圧の不平衡や電力損失の増加につながります。

また、エアコンやIHクッキングヒーターなどの200V負荷はR相・T相の両相にまたがって接続されます。200V回路の電流は両相に均等にかかるため、相バランスを整える際にはこの点も考慮に入れます。

本ツールでは、単相3線式を選択すると各回路にR相・T相・両相200Vを指定でき、相ごとの電流合計を確認しながら計算できます。設計段階で相バランスを意識しておくことで、施工後のトラブルを防ぎやすくなります。

計算例

単相2線式100V、需要率80%の条件で考えてみます。

たとえば、分電盤に20Aのブレーカが6回路接続されている場合、ブレーカ容量の合計は 20A x 6 = 120A です。

ここに需要率80%を掛けると、幹線に流れる想定電流は 120A x 0.8 = 96A となります。

この96Aを安全に流せる電線サイズを選び、さらにその幹線を保護できる主幹ブレーカ容量を決める、という手順です。電線サイズごとの許容電流値は電線の種類・敷設条件によって異なるため、選定時は内線規程や電技解釈、メーカーの技術資料を確認してください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 需要率とは何ですか?なぜ100%ではなく80%などを使うのですか?
A. 需要率は、接続されたすべての負荷が同時に最大電流で使用される可能性を考慮した係数です。実際の建物では、すべての回路が同時にフル稼働することはまれです。そのため合計電流にそのまま設計するのではなく、用途に応じた需要率を掛けて幹線の想定電流を算出します。具体的な数値は内線規程に用途別の目安が示されています。

Q2. 主幹ブレーカの容量はどのように決まりますか?
A. 主幹ブレーカは、幹線電線の許容電流以下の定格であること、かつ需要率を考慮した想定電流をまかなえる容量であることが基本的な条件です。電線の許容電流を超える定格のブレーカを設置すると、過電流時に電線が先に過熱してしまうため、電線の保護が成り立ちません。最終的な選定は、内線規程や電技解釈に基づいて確認してください。

Q3. 単相3線式で相を分けるのは何のためですか?
A. 単相3線式では、R相とT相それぞれに100V回路の負荷を振り分けます。この振り分けが偏ると、中性線に不平衡電流が流れ、電圧変動や損失増加の原因になります。設計段階で相ごとの電流合計を把握し、できるだけ均等になるよう配置することで、安定した電源供給につながります。

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