フェルール端子(棒端子)の選定ツール【電線sq⇔色・型式の早見】

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このページは フェルール端子(棒端子)の型式・色・電線サイズを相互に引ける無料ツール です。会員登録もログインも不要で、電線の断面積(sq)から色と型式 を、逆に 絶縁カラーの色から電線サイズ を調べられます。色は電線サイズと一対一ではないため、候補が複数あるときはすべて並べます。

🔌 フェルール端子(棒端子)選定ツール

※ この結果はあくまで参考値です。このツールが持っているのは Phoenix Contact の AI シリーズ12型式の対応だけです。実際に使う端子の適合電線やスリーブの長さ、端子台との組み合わせは、メーカーのカタログで確認してください。

フェルール端子(棒端子)とは

フェルール端子(棒端子)は、より線の先端にかぶせて圧着し、素線をひとまとめに固めてから端子台に差し込むための部品です。筒状の金属スリーブに絶縁カラーが付いていて、このカラーの色が電線サイズの目印になります。

端子台には、素線のまま噛ませずに圧着した端子を付けるのが基本です。圧着の手順や剥き量、よくある失敗については フェルール端子の圧着方法とサイズの選び方|色の意味と失敗しやすい4点 にまとめています。このツールは「どの型式・どの色を選ぶか」だけを担当します。

色は電線サイズと一対一ではない

このツールの要点はここです。絶縁カラーの色は、1つの色が1つの電線サイズを指すとは限りません。AI シリーズでは次の3組が重複します。

色重複する電線サイズ型式
灰0.75mm² と 4.0mm²AI 0.75-8 GY / AI 4-9 GY
黄0.25mm² と 6.0mm²AI 0.25-8 YE / AI 6-12 YE
黒1.5mm² と 10mm²AI 1.5-8 BK / AI 10-12 BK

どの組も、細い側と太い側が数倍離れています。色だけで判断すると太さを大きく取り違えるので、色で当たりをつけてから電線の sq と型式の表記で確かめるという順番にしてください。ツイン(2本差し)用の2型式も灰と黒を使っているため、同じ色がさらに重なります。

色は現場で手を速くするための目印として役に立ちますが、判断の根拠は sq に置いておくのが安全側です。

このツールが扱うフェルール端子のサイズ表(12型式)

単線用10型式とツイン(2本差し)用2型式です。メーカーは Phoenix Contact の AI シリーズです。

電線サイズ色型式種別
0.25mm²黄AI 0.25-8 YE単線
0.34mm²水AI 0.34-8 TQ単線
0.5mm²白AI 0.5-8 WH単線
0.75mm²灰AI 0.75-8 GY単線
1.0mm²赤AI 1-8 RD単線
1.5mm²黒AI 1.5-8 BK単線
2.5mm²青AI 2.5-8 BU単線
4.0mm²灰AI 4-9 GY単線
6.0mm²黄AI 6-12 YE単線
10mm²黒AI 10-12 BK単線
2×0.75mm²灰AI-TWIN 2x0.75-8 GYツイン(2本差し)
2×1.5mm²黒AI-TWIN 2x1.5-8 BKツイン(2本差し)

型式の読み方で断定していないこと

型式に付く「-8」「-9」「-12」が何を指すかは、このツールが元にしている資料に記載が無いため断定していません。型式の一部としてそのまま扱っています。

同じく、色の対応は Phoenix Contact の AI シリーズのものです。規格名まで確認できていないので、「規格で色が決まっている」という書き方はしていません。他メーカーの端子では対応が違う可能性があるため、使う製品のカタログで確認してください。

2つのタブの使い分け

  • 電線サイズ→型式・色:図面や部品表で電線の sq が決まっているときに使います。型式・色・種別が出ます。本数を「2本(ツイン)」にすると、同じ太さの電線を2本まとめて1つの端子に差すときの型式が出ます
  • 色→電線サイズ:手元や盤の中にある端子の色から太さを確かめたいときに使います。該当する電線サイズをすべて並べるので、候補が2つ以上出たら色だけでは決まらないという合図です

端子台側のねじ径から圧着端子(R形・Y形)を引きたい場合は 圧着端子のサイズ対応表|電線sq×ねじ径から型式を引く(R形・Y形・絶縁被覆付)、端子台への締め付けと接続手順は 端子台の接続手順:締め付けトルクと「抜けない配線」のコツ が対応します。

よくある質問(FAQ)

Q1:色を見ればフェルール端子のサイズがわかりますか?
A:色だけでは決まりません。このツールが扱う範囲でも、灰が0.75mm²と4.0mm²、黄が0.25mm²と6.0mm²、黒が1.5mm²と10mm²で重複しています。色で当たりをつけてから、電線の断面積(sq)と型式の表記で確かめる順番にしてください。色だけで判断すると太さを大きく取り違えます。

Q2:型式の「-8」「-9」「-12」は何を表していますか?
A:このツールが元にしている資料には記載が無いため、断定していません。型式の一部として扱い、そのまま表示しています。意味が必要な場合はメーカーのカタログで確認してください。

Q3:他メーカーのフェルール端子でも色の対応は同じですか?
A:このツールの色の対応は Phoenix Contact の AI シリーズのものです。規格名まで確認できていないため「規格で決まっている」とは書いていません。他メーカーの端子では対応が違う可能性があるので、使う製品のカタログで確認してください。

Q4:ツイン(2本差し)用はどのサイズを扱っていますか?
A:AI-TWIN 2x0.75-8 GY(灰)と AI-TWIN 2x1.5-8 BK(黒)の2型式です。1つの端子に同じ太さの電線を2本まとめて差すときに使います。これ以外の太さのツイン用はこのツールでは扱っていないため、メーカーのカタログで確認してください。

まとめ

フェルール端子は sq で選ぶ部品で、色はその目印です。灰・黄・黒の3色は細い側と太い側で重複しているため、色を根拠にすると太さを取り違えます。sq から型式を引き、色は確認の補助に回す——この順番にしておけば、盤の中で端子を選び直す手戻りは減ります。

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