iQ-R 電源ユニットの容量計算ツール|DC5V 消費電流を合計して R61P・R64P などに収まるか判定【三菱PLC】

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このページは 三菱PLC MELSEC iQ-R の電源ユニット容量を確かめる無料の計算ツール です。会員登録もログインも不要で、電源ユニット・ベース・CPU・装着するユニットを選ぶだけで、DC5V 内部消費電流の合計と、電源ユニットの定格出力電流に対する割合・余裕 を表示します。計算は1ベース(=電源ユニット1台)ずつ行います。収録していないユニットは、形名と mA を手で入れて合計に加えられます。スマホからも使えるよう作っています。

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🔌 iQ-R 電源容量計算

装着するユニット

入出力ユニットの値は、取説の「TYP.・全点ON」の値です。一覧に無いユニットは「手入力」を選び、各ユニットのマニュアルで確認した DC5V 内部消費電流(mA)を入れてください。

※ この計算結果はあくまで参考値です。収録している値は三菱電機の取扱説明書(MELSEC iQ-R のユニット構成マニュアル・CPUユニット ユーザーズマニュアル・入出力ユニット ユーザーズマニュアル・A/D変換ユニット ユーザーズマニュアル)の記載です。最終的な構成は、使うユニットのマニュアルで確認してください。

電源容量の考え方:ベースごとに「合計 ≦ 定格出力電流」

iQ-R では、ベースごとに、ベースユニットと装着ユニットの DC5V 内部消費電流を合計し、その合計がそのベースの電源ユニットの定格出力電流以下になっていることを確認します(MELSEC iQ-R ユニット構成マニュアル p.092・p.132 の要旨)。

電源ユニットとベースユニットには組み合わせの決まりがあります。スリムタイプのベース(R3□SB)には R61SP だけ、R61SP はスリムタイプのベースだけ、電源二重化用のベース(R3□RB・R6□RB など)には R6□RP だけが組み合わせられます(ユニット構成マニュアル p.089)。このツールは R6□RP を収録していないので、電源二重化用のベースは計算しません。

  • 足し合わせるもの:ベースユニット+CPU ユニット(基本ベースのとき)+入出力ユニット・A/D変換ユニットなど、そのベースに装着するすべてのユニット
  • 比べる相手:そのベースに付けた電源ユニットの DC5V 定格出力電流
  • 単位:A と mA が混ざるので、このツールは mA にそろえて足しています(1A=1000mA)

増設ベースを使う構成では、増設ベースごとに同じ計算をします。基本ベースが収まっていても、増設ベース側が収まっているとは限りません。

電源ユニットの一覧(DC5V 定格出力電流)

MELSEC iQ-R ユニット構成マニュアル p.130 の値です。

形名DC5V 定格出力電流入力電源備考
R61P6.5AAC100〜240V
R61SP2.5AAC100〜240Vスリムタイプ
R62P3.5AAC100〜240VDC24V 0.6A の出力もあり
R63P6.5ADC24V
R64P9AAC100〜240V
R69P9ADC24V

許容瞬停時間は、AC 入力の電源ユニットで 20ms 以内、DC 入力の電源ユニットで 10ms 以内です。DC 入力は、入力電圧が DC24V を下回ると許容瞬停時間が短くなります(同 p.130)。

収録しているユニットと出典

区分収録している形名と DC5V 内部消費電流出典
基本ベースR33B 0.46A/R35B 0.58A/R38B 0.71A/R312B 0.88A/R32SB 0.35A/R33SB 0.39A/R35SB 0.45A/R310B-HT 0.82A/R310RB 0.91A/R38RB-HT 0.86Aユニット構成マニュアル
増設ベースR65B 0.70A/R68B 0.81A/R612B 0.92A/R610B-HT 0.85A/R610RB 0.97Aユニット構成マニュアル
CPUR00・R01・R02・R04・R08・R16・R32・R120CPU 0.67A/RnENCPU 1.49A/バッテリレスオプションカセット装着時 最大 +0.15A(R00〜R02CPU では使用不可)CPUユニット ユーザーズマニュアル p.063
入力ユニットRX10・RX28・RX40C7・RX41C4・RX42C4・RX70C4・RX71C4・RX72C4・RX40PC6H・RX40NC6H・RX41C6HS・RX61C6HS ほか -TS 品(15形名)入出力ユニット ユーザーズマニュアル 各仕様ページ(p.021〜)
出力ユニットRY10R2・RY18R2A・RY20S6・RY40NT5P・RY41NT2P・RY41NT2H・RY42NT2P・RY40PT5P・RY41PT1P・RY41PT2H・RY42PT1P ほか -TS 品(16形名)同上
入出力混合RH42C4NT2P 220mA同上
A/D変換ユニットR60AD4 0.22A/R60ADV8 0.23A/R60ADI8 0.22AA/D変換ユニット ユーザーズマニュアル(スタートアップ編)p.014〜016

入出力ユニットの値は各仕様の「TYP.・全点ON」の値で、個々の mA はツールのプルダウンに表示しています。

よく見落とすもの

  • 接点出力ユニットは消費電流が大きい:RY10R2(接点出力)は 450mA です。入力ユニットの RX40C7 は 120mA なので、同じ1スロットでも 3 倍以上の差があります
  • RnENCPU は RnCPU の倍以上:R00〜R120CPU が 0.67A なのに対し、RnENCPU は 1.49A です(CPUユニット ユーザーズマニュアル p.063)。CPU を ENCPU に替えるだけで 0.82A 増えます
  • バッテリレスオプションカセット:装着すると CPU の消費電流に最大 0.15A が加わります(同 p.063)。ツールではチェックを入れると 0.15A を足します

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一覧に無いユニットは「手入力」で入れる

このツールに収録しているのは、ベース・CPU・入出力ユニット・A/D変換ユニットだけです。ネットワークユニット・位置決めユニット・他社ユニットなど、ここに無いユニットの値を推測で入れないでください。各ユニットのマニュアルの仕様にある DC5V 内部消費電流を確認し、行のプルダウンで「手入力」を選んで、形名と mA を入れてください。A 表記の値は 1A=1000mA で換算します(例:0.22A → 220mA)。

計算例

R61P(6.5A)+ R35B + R04CPU + RX40C7 × 2台 + RY10R2 × 1台 + R60AD4 × 1台の基本ベースの場合です。

ユニットDC5V 内部消費電流
R35B(ベース)0.58A
R04CPU0.67A
RX40C7 × 20.12A × 2 = 0.24A
RY10R2 × 10.45A
R60AD4 × 10.22A
合計2.16A

合計 2.16A は R61P の定格 6.5A 以下なので収まります。定格に対する割合は 2.16 ÷ 6.5 ≒ 33.2%、余裕は 6.5 − 2.16 = 4.34A です。

よくある質問(FAQ)

Q1:増設ベースを計算するとき、CPU はどうしますか?
A:増設ベースを選ぶと、CPU は「CPU なし」に切り替わります。CPU ユニットの消費電流は、CPU を装着する基本ベースの計算に入れてください。電源ユニットの容量はベースごとに確認するので、基本ベースと増設ベースは1台ずつ別に計算します。

Q2:入出力ユニットの消費電流は最大値ですか?
A:入出力ユニット ユーザーズマニュアルの仕様にある「TYP.・全点ON」の値を収録しています。RY40PT5P-TS は取説に TYP. の表記がなく、記載どおりの値を入れています。

Q3:ネットワークユニットや位置決めユニットが一覧にありません。
A:このツールに収録しているのは、ベース・CPU・入出力ユニット・A/D変換ユニットだけです。ネットワークユニットや位置決めユニット、他社ユニットなどは、各ユニットのマニュアルで DC5V 内部消費電流を確認し、「手入力」の行に形名と mA を入れてください。値を推測で入れないでください。

Q4:R62P の DC24V 出力もこのツールで計算できますか?
A:できません。R62P は DC5V 3.5A に加えて DC24V 0.6A の出力を持っていますが、このツールが合計するのは DC5V の内部消費電流だけです。DC24V 出力については MELSEC iQ-R ユニット構成マニュアルで確認してください。

まとめ

iQ-R の電源容量は、ベースごとに「ベース+装着ユニットの DC5V 内部消費電流の合計 ≦ 電源ユニットの定格出力電流」で確認します。このツールは取説に載っている値を足し合わせて、合計・割合・余裕を数字で出します。接点出力ユニット・RnENCPU・バッテリレスオプションカセットは値が大きいので見落とさないこと、収録外のユニットはマニュアルで値を確認してから手入力すること——この2点を押さえておけば、ユニットを足すたびに電源の容量を確かめられます。

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