NPN・PNP変換はリレーで解決!MY2Nを使った配線図と現場の救済術
【実録】「P」と「N」を間違えた現場の絶望感
周りに先輩もいない、一人きりの現場。配線を終えて電源を入れたのに、PLCの入力ランプがピクリともしない……。1時間悩んで気づくんです。「センサーがPNPで、PLCがNPN用(プラスCOM)だ」と。あの時、背中を流れる冷や汗と絶望的な空気……正直、今でも思い出したくないくらいです(笑)。
周りに先輩もいない、一人きりの現場。配線を終えて電源を入れたのに、PLCの入力ランプがピクリともしない……。1時間悩んで気づくんです。「センサーがPNPで、PLCがNPN用(プラスCOM)だ」と。あの時、背中を流れる冷や汗と絶望的な空気……正直、今でも思い出したくないくらいです(笑)。
でも、安心してください。そんな時、僕たちの車に高確率で転がっている「オムロンのMY2N」。このリレー1枚が、あなたを救う最強の「翻訳機」になります。今回は、現場で今すぐ使える極性変換の配線術を解説します!
なぜリレー1枚で「極性」をひっくり返せるのか?
リレーを「電気で動く指」だとイメージしてください。センサーがリレーのスイッチをポチッと押し、リレーが代わりにPLCが欲しがっている電気(+24Vや0V)を流してあげる。これだけです。
リレーは電気の「通訳さん」
センサーが「プラスを出すタイプ」だろうが「マイナスに落とすタイプ」だろうが、リレーという通訳を間に挟めば、違う言語を話す機器同士を仲良しにさせることができます。
💡 基礎のおさらい:NPNとPNPの違い
PNPとNPNの違いとは?初心者でも分かる配線とCOMの考え方
【図解】MY2N DC24Vを使った具体的な配線手順
現場で迷わないよう、ソケットのピン番号(MY2N標準)を指定して解説します。13-14番がコイル、9-5番が接点です。
1. NPNセンサーを「PNP(プラス出力)」に変換する
PLCがソース入力(マイナスCOM)なのに、NPNセンサーしかない場合の救済策です。
- リレーのコイル側:
- ピン 14番:+24Vを接続
- ピン 13番:センサーの黒(出力線)を接続
- リレーの接点側:
- ピン 9番 (COM):+24Vを接続
- ピン 5番 (NO):PLCの入力端子へ
⚠️ 繋ぐ前にチェック!センサーの「色」のルール
センサーの配線色(茶・青・黒)の覚え方!現場で迷わない接続ルール
2. PNPセンサーを「NPN(マイナス出力)」に変換する
PLCがシンク入力(プラスCOM)なのに、PNPセンサーしかない場合の救済策です。
- リレーのコイル側:
- ピン 14番:センサーの黒(出力線)を接続
- ピン 13番:0Vを接続
- リレーの接点側:
- ピン 9番 (COM):0Vを接続
- ピン 5番 (NO):PLCの入力端子へ
※9番,5番ピンは逆でも大丈夫です。
現場で失敗しないためのコツと注意点
- LEDで切り分け: 配線後、センサーを反応させてリレーのLEDが光るか確認!光れば入力側(コイル)はOK、光らなければ配線ミスです。
- 動作遅延に注意: リレーを通すと数ミリ秒の遅延が出ます。超高速な検知には向きません。
- サージ対策: できればダイオード内蔵型(MY2N-D)を使いましょう。なければ後日、正規のセンサーに交換するのがベストです。
まとめ:知識があれば、発注ミスは怖くない!
現場で一人、型番ミスに気づいた時の絶望感。でも、このリレー変換術を知っていれば、たいていの現場は収まります。車にMY2Nを転がしているあなたなら、もう大丈夫!
今回の救済策で使うアイテムはこちら
【ソケット】PYFZ-08-E
【リレー】MY2N DC24V